傾向(Tendency)

荒らしというのは、規模の小さなホームページを狙います。特に和気藹々とやってるところや、荒らし本人が実際の社会でバカにしていたり、分からない事柄を扱っているホームページ、また、言動が悪かったり等で、あらし本人が注意を受けた場合など、キレやすい人ほど荒らしになる傾向にあります。

また、周りとの調和がうまく出来ず、自分が正しいと思い込み、他人の意見や言動を聞かない人に、知らず知らず荒らしになってしまうというものもあります。

それから荒らしの性質上、自分がはなから潰せない(勝てない)ホームページには手を出しません。潰すことが出来るだろう(勝てるだろう)というホームページしか狙わず、潰せるつもりでいたのに潰せない(勝てない)とイライラして更に攻撃しようとする傾向は強いです。

荒らしが警告を理解出来るレベルである場合、言葉を選びながらネチネチ攻撃してきます。最初の頃の文章と現在の書き込みを比較してみると、その違いが顕著な相手は、荒らし自身が悪いということに気付いています。。

実社会で殺人願望の強い人や、恐喝のような、他人に対して威圧的な態度にならないと自己表現出来ない人も、ちょっとしたきっかけで荒らしに変貌します。また、こういった人達は自分のやりたいことを他人に置き換えて話をすることもありますので、文章を見てみると、その荒らしの人間性をうかがい知ることができます。
(殺人や恐喝といったことを扱っているサイトは除きます。)

今まで、リアル(現実社会)で暴力や脅しで生きてきた人間が、不慣れなネットという世界に入ることによって、リアルでやってきたことを、そのままネットで表現しようとする場合もあります。

ここまでは実際の傾向ですが、ここで心理状況の具体的な話に移ります。

なぜ、そういった荒らしが発生してしまうかというと、実年齢は別として、精神年齢が低いということです。

自分に出来ずあいつに出来ることが疎ましい、

自分の思い通りにならないのがシャクにさわる、

弱い者イジメをしてちっぽけな自分を大きく見せたい、

なんで、自分だけ不幸なんだ?

ネットの世界くらいは自分の思い通りになるはずだ


…他にもあるでしょうが、結局、身勝手な生き方をしたまま、年齢だけ重ねたような人や、礼儀作法や人への思いやりを親から教われなかった人が行う行為なんです。

ネットで注目を集めたいから計画的に荒らすという知能犯は少ないようで、ほとんどの荒らしが、単に自分が気に入らなかった、目障り!というだけの小さな感情で動いているだけのようです。

だから「反省はしない」「人の言葉に耳を傾けない」「ネットの先にも自分と同じ人間がいるということさえも考えられない」、「自分が壊すと決めたら壊れないと気が済まない」という負の感情に支配されている、よく言えば
ガキ大将っぽいですが、カリスマは皆無です。

結局、荒らしになる経緯というのは、リアルでもネットでも、うまく自分の表現が出来ず、被害者意識ばかりが強く、意思の弱い人です。逆にリアルでは真面目一辺倒で、ネットでは正反対という人もいますが、そういう人の場合はネットの顔が本性です。心の弱い人というのは、リアル社会で溜まった負の感情のはけ口を、知らず知らずネットに求めたがるものなのです。

先にも少し書き込ましたが、親を含め周りから、礼儀や言葉使い、思いやり、反省心などを教えてもらえなかった(自分から考えることが出来なかった)人の中のホンの一握りの人、ホントは哀れな人なんでしょうね。。。

だからといって、許すわけにはいけませんが…
Banner

 Copyright(C) 2004 genbu All Rights Reserved