その他(Other)

まず、リンクの「診断くん」をクリックして、そちらのサイトを開いてください。ここでチェック出来るのは、自分がどこからアクセスして、どんなブラウザを使っているかなどの情報が確認出来ます。

ホームページを訪れたり、掲示板に書き込みをするこということは、こういった情報をホームページの管理人に与えています。こうすることによって、荒らしの特定を可能にしています。

しかし、管理人が何でもかんでも訴えてもプロバイダは動いてくれません。結局、誰から見ても
これは脅迫や名誉毀損と取れるもの、たとえば「殺す」「死ね」「殺してやる」のような脅迫、「お前はxxだな」のような侮辱の場合、警察を通して立件することは可能です。

自分の経験からいって、プロバイダに荒らし当人への警告などをするようにとメールや電話をしても、ほとんどが動いてくれないのが現状です。プロバイダ自身が自分のところに荒らしがいることを認めたくないようですし、やはり被害報告数も多いからです。

でもだからといって泣き寝入りでは面白くないですし、本当に精神的な被害にあった場合、警察に訴えるのが一番簡単です。いくら個人情報保護法があるといっても、脅迫や精神的に被害を与えるということは犯罪ですので、管理人が本当に苦しんでいるということを警察側に理解させさえすれば、警察を通してのプロバイダへの情報開示及び被害を受けたとして訴えることは可能です。

それから、ほとんどの管理人は、レベルの低い荒らしの場合、ほとんどが相手にしないのが現状なので、ここで別の訪問者が煽ったり、ちゃちゃを入れるのはマイナスとなります。…まあ、荒らしの自作自演ということもありますので、その場その場の状況判断は管理人の腕次第というところですけどね。

ただ、気の弱い悪質な荒らし(被害者意識の強い荒らし)は、荒らし依頼掲示板を利用し、不特定多数と一緒になって荒らすことにより、自分の身元を隠そうとしたり、仕掛けた本人ではないように見せようとする場合もあります。

ネットカフェなどから場所を変えて荒らす陰険なガキにしても、県を超えてまで頻繁にはアクセスすることは難しいと思われます。同じ県でもプロバイダが違うからアクセスしている犯人も違うというのは性急な考え方で、その辺りは被害が大きくなってきたら、アクセスログ(証拠)と一緒にまとめて訴えればいいことです。同じ人間か、別の人間かは、そんなに大きなことではありません。

捕まえてみれば孤独な一人芝居、知り合いに頼んでの複数犯、ネット上で依頼しての不特定多数犯、そのことは情報開示されれば、すべてバレるということです。ついでに言えば頼まれてやったとしても、自主的に加担したとしても、一緒になって荒らしたのであれば共犯となります、注意しましょう。



ホームページは作れるけど、CGIまでは作れないというような方は、「忍者ツールズ」を利用するといいでしょう。これで、荒らしが何回訪問しているか、何時頃にどこからアクセスしているかなど、調べることが出来ます。

これを書くとホームページを作ったことのない人でネットサーフィンの好きな方には、ちょっと怖いと思ってしまう人もいるかもしれませんが、管理人が知りえる情報は、IPやブラウザ情報程度で、プロバイダから開示してもらわなければ、住所や名前などまでは知ることは出来ません。これが簡単に出来ていたら情報漏えいもいいところですよね。。。

このことに関してはホームページの管理人だけでなく、プロバイダも慎重ですので、荒らす気のない方は、特には気にする必要はありませんし、個人は特定されません。。


自己中心的な人に対しての接し方というのは、荒らしの前でも、後でも難しいものです。そういうことは、やはり何度も荒らしにあって経験して、管理人自身がどういうホームページを作れば荒らされないかを考えるべきでもあると思います。

と、話が少し逸れましたが、荒らしが一方的に悪い場合もありますが、管理人自身の対応の仕方が悪い場合も多々あるということです。


最終的には、どちらも歩み寄ろうとしない頑な態度になってしまうと、どちらも不幸です。そういう意味では、どちらも一度冷静になって物事を考えてほしいものです。

書き込まれた文章には魔力があり、同じ文章でも、冷静な時と、アドレナリンが上昇して怒っている時では、全然解釈が違ってみえる場合があります。単に、ホームページを潰そうとしている荒らしは、360度どこから見ても、陥れる言葉しか吐かないので分かりやすいと言えますけどね。



企業のサイトと違い、個人のホームページというのは、それを作る人が自分のやりたいこと「友達と楽しみたい」や「備亡録変わりに使いたい」「自分の特技を表現したい」「アングラ…」など、
個人の発想を表現する場であります。

だから、ページ制作のレベルというものまちまち&さまざまです。荒らしになる人たちのほとんどが、ホームページ管理の難しさや、苦労を知らない人であり、管理人もネット上にどんな人がいるかなんていうのは、細かい部分までは知りません。

結局、管理する側も、訪問する側も、知り合いや友達だとしても、やはり
ある程度の節度のある行動が必要な気がします。
(あまり意識しすぎても、ギクシャクしちゃうでしょうが…^^;)

他人のやっていることが疎ましい、または妬み、叱られたことや注意を聞き入れない態度、人がやってる(荒らし)から自分も見つからないだろうという安易な考え…

これが

他人を思いやる気持ちや、立場が逆だったら相手はどう感じるだろう…というようなことを考えられるような人間になれれば、世界感はもっと広がっていくと思います。

何事もマイナス思考に陥ってしまうと周りが見えなくなり、自分だけが不幸、自分だけが責められる、自分だけが何をやってもうまくいかない…、というような考えになりかねません。

現在も荒らしをやっているような方は、そういった気持ちを切り替え、もっと大きな目でネットという環境を楽しんでほしいとも思います。荒らしのような塒なことを考えなくてもネット上には楽しいことはたくさんありますからね。
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